2012年12月20日木曜日

芝大神宮


 
 
【ご祭神】
天照皇大御神
豊受大御神
 
 
【豆知識】
東京十社の一つ。
起源は、武蔵国に置かれた伊勢神宮の御厨である「飯倉御厨」に創祀された神明社とされる。
社伝によれば、一条天皇の御代、寛弘2年(1005年)に、
伊勢の内外両宮を勧請して創建したといわれる。

源頼朝は元暦元年(1185年)と建久4年(1193年)の2度に亘って神領を寄進し、
特に後者においては自ら社参の上1300余貫の地を神田として寄進したという。

慶長3年(1598年)、増上寺が旧鎮座地(芝公園)へ移転することとなったため、
現在地へ奉遷した。

江戸時代には、伊勢参りの代わりとして参詣者が増え、賑わっていた模様。
今でも参道には飲食店が立ち並び、賑わいをみせている。

明治元年(1868年)に准勅祭社に指定され、
翌2年(1869年)の長雨に際しては7月3日(8月10日)に朝廷より
止雨祈祷の依頼があるなど厚遇された。
 

ちなみに、「大神宮」とは、伊勢の皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)の総称であり、
全国にある「◯◯大神宮」はこの2柱を祀っている神社である。
 

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