2012年12月20日木曜日

白山神社

 
 
【ご祭神】
菊理姫命
伊弉諾命
伊弉冉命
 
 
【豆知識】
旧称白山権現社。東京十社の一つ。
この一帯の地名「白山」の由来はこの神社から。

天暦2年(948年)、加賀国の白山比咩神社から勧請を受けて、
武蔵国豊島郡本郷元町(現在の本郷1丁目)に創建。
修験色の強い神社である。

修験道は、山へ籠もって厳しい修行を行うことにより、悟りを得ることを目的とする山岳信仰であるが、
鉱脈を求めて、全国を巡っていたという側面もある。
白山信仰も、産鉄民集団が各地に鉄を求めて移り住み、全国に広まったといわれている。

その後、元和年間(1615年-1624年)に将軍徳川秀忠の命で巣鴨原(現 小石川植物園内)に移り、
明暦元年(1655年)、その地に館林藩主徳川綱吉(後の5代将軍)の屋敷が作られることになったため、
現在地に遷座した。
 
その縁で綱吉とその母桂昌院の崇敬を受け、以降、徳川将軍家から信仰されたという。

 
 
【訪問メモ】
この白山神社、東京十社の中でご朱印をいただくのが一番ハードルが高いと言われている。
私も11月に訪れた時は社務所がお休みで、ご朱印をいただけなかった経緯がある。
ご朱印巡りで訪れる際は電話で確認してからの方がいいだろう。
 
なお、白山神社では、ご朱印は予め半紙に書いておいたものをいただく形式を採っている。
 

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