武甕槌大神
【訪問メモ】
常陸国一宮。
祭神の武甕槌大神(たけみかずち。建御雷神とも。)は、古事記で大国主命に国譲りを迫り、大国主命の子の建御名方神と力くらべを行い、諏訪の国まで追い詰めた神。
武甕槌大神は、中臣氏が常陸国・下総国出身であったという関係で、中臣氏出身の藤原氏にも篤く信仰され、経津主神とともに春日大社に勧請され、藤原氏の氏神(春日神)の1柱として祀られている。
春日大社の鹿は有名だが、鹿島神宮にも鹿がいる。
また、武甕槌大神は鹿島アントラーズのサポーターのスカジャンの背中にも描かれている。
楼門は水戸藩初代藩主・徳川頼房の奉納。
奥宮に続く、長い奥参道は樹々が鬱蒼としており、神聖な空気が流れている。
奥宮は本殿として奉納したものを引き移したもの。
奥宮のさらに奥には、要石がある。
香取神宮の項でも記載したが、かつて、徳川光圀が要石の周りを掘らせたが、7日7晩掘り続けたが、底には達しなかったという逸話が残されている。
また、境内にある宝物館では、国宝の直刀を拝見することができる。
重さ、長さが同じレプリカに触ることができるが、ずっしりとしてなかなかの重量。
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