【ご祭神】
天之手力雄命
菅原道真
【豆知識】
社伝によれば、雄略天皇2年(458年)1月、雄略天皇の勅命により天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀る神社として創建されたと伝えられる。
南北朝時代の正平10年(1355年)、住民の請願により菅原道真を勧請して合祀した。
訪問して初めて、湯島天神は道真ありきではなく、後から合祀されたということを知った。
平成12年(2000年)3月31日、「湯島神社」から「湯島天満宮」に改称。
なお、「湯島」の地名は、江戸時代以前、海から見るこの地があたかも島のように見えたことからついたとされる。
今の不忍池は海につながっており、根津に港があったらしい。
【訪問メモ】
年末にも関わらず、境内はなかなかの賑わい。
天満宮らしく撫で牛もいる。
菅原道真と牛との関係は深く、
・大宰府への左遷時、牛が道真を泣いて見送った
・道真には牛がよくなつき、道真もまた牛を愛育した
・牛が刺客から道真を守った
など牛にまつわる伝承や縁起が数多く存在する。
文豪の地・本郷らしく、境内には泉鏡花の筆塚なるものもある。
小説「帝都物語」にて加藤保憲が辰宮由佳理が柄杓占いをするシーンで湯島天神が登場する。
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