宇迦之御魂神
鬼王権現(月夜見命・大物主命・天手力男命)
【訪問メモ】
宮司さんが非常に親切な方で、ご朱印をいただいた後、地域の歴史や境内の説明をいただいた。
・かつて、この周辺には旧貴族のお屋敷が多かったこと
・旧貴族が去った後、大きな敷地が払い出され、現在は大きめなラブホテルが乱立することになったこと
・境内には「水琴窟」という装置が設置されており、竹筒に耳をあてると、地下の水音を聞くことができること
・この周辺には、かつて庭師が多く、境内にこのような装置を作ったとのこと
等、非常に興味深いお話を聞かせていただいた。
その他にも、東日本大震災の支援の一環として、石巻こども新聞を配布していること等をご説明いただき、頭の下がる思いであった。
【豆知識】
天保2年(1831年)、大久保村の氏神であった稲荷神と、熊野から勧請されていた鬼王権現を合祀し、稲荷鬼王神社となった。
と言われているが、熊野の鬼王権現は現存しておらず、「鬼王」とは何かは不明である。
将門の幼名である「外都鬼王」、または「鬼王丸」から名前を取ったという説もある。
なお、「鬼王」が付く神社は日本でここだけである。
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