2012年11月16日金曜日

赤坂氷川神社

 
 
【ご祭神】
 
素盞嗚尊(すさのおのみこと)
奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
大己貴命 (おおなむぢのみこと)
 
 
【豆知識】
東京十社の一つ。
創建は平安期となかなか古い。

赤坂氷川神社の由緒によると、
 
村上天皇の御代(951年)、天暦年中に近江国甲賀の郡の蓮林僧正という人が
東国修行のついでこの地で一夜を明かした時に、夢に一人の老翁出てきて、
 
「私は この土の中に埋もれて永い時間を過ごしている者である。
早くここから掘出して安置すれば、この地の守護神となりましょう。
その場所には、何らかの兆しがあります」
と伝えた。
 
目が覚めた上人は不思議な夢だと思いつつ、
辺りを見渡してみると一ヶ所金色に光っているところがある。
急いで掘ってみると、十一面観音像が出てきました。
やがてこの地に社を建てて安置し、「一木村の観音」と名付けました。
 
とのこと。
 
 
 
現在の地に移ったのは、時代をかなり下って江戸時代のこと。
八代将軍 徳川吉宗の命により、が享保15年(1730年)4月26日に、
一ツ木台地から現在地への遷宮が行われたのこと。
 
社殿は現在もそのままの状態で保存、使用されており、東京都有形文化財にも指定されている。
 
 
【訪問メモ】
境内はここが赤坂、六本木界隈にあるとは思えないくらい静寂に包まれていて気持ちがいい。
都会のオアシス的な場所である。
 
ちなみに、氷川きよしの「氷川」 は、この神社から取っている。
 

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