2012年8月19日日曜日

御霊神社

 
 
【ご祭神】
鎌倉権五郎景政
 
 
【豆知識】
現在の祭神は鎌倉権五郎景政の一柱のみだが、
元は関東平氏五家である鎌倉氏・梶原氏・村岡氏・長尾氏・大庭氏の
5氏の霊を祀った神社であったとされ、
五霊から転じて御霊神社と通称されるようになった。
 
鎌倉景政は、その武勇をもって知られ、
16歳の時、源義家の陣営に連なって後三年の役(1083年-1087年)に
従軍して活躍した際のエピソードがよく知られている。
 
『奥州後三年記』の伝えるところによれば、
景政は左目を敵に射られながらも屈することなく、射手を倒し帰還した。
左目に突き刺さった矢を抜こうと、一人の武士が景政の顔に足をかけたところ、
景政はその非礼を叱責したと言う。
 
この伝承から、この神社の神徳は
・志の成就
・眼病平癒
である。
 
吾妻鏡にも登場する名刹。9月に行われる面掛行列が有名。
 
 
【訪問メモ】
長谷駅の改札を出て、極楽寺方面へ線路沿いの道を歩くと、
江ノ電の踏切の向こう側に御霊神社がある。
 
まるで映画の舞台に入り込んだような風景である。
 
 



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