2013年2月10日日曜日

築土八幡神社

【ご祭神】
応神天皇
神功皇后
仲哀天皇
 
 
【豆知識】
神社でいただいた由来書によると、
 
嵯峨天皇の時代(809年 - 823年)に、
付近に住んでいた信仰心の厚かった老人の夢に現われた八幡神のお告げにより
祀ったのが起源とのこと。
 
1616年にそれまで江戸城田安門付近にあった田安明神が筑土八幡神社の隣に移転し、
津久戸明神社となった。
その後、1945年に第二次世界大戦による戦災で全焼し、
明神社は千代田区九段北に移転し、築土神社として現在に至る。
 
築土神社には、将門の首が安置されていたというから、
つまり、江戸時代から戦後までは、将門の首はこの地に祀られていたということか?


 
 
写真の庚申塔は1664年の造立。
通常、庚申塔には三猿を彫り込むことが多いらしいが、この庚申塔は二猿で、桃の枝を持った姿で表現されている点が、きわめて珍しいらしい。
 
【訪問メモ】
御朱印代は要りませんとのことだったが、 それではあまりに申し訳無いので、気持ちの分だけ納めさせてもらった。
 
 


赤城神社

【ご祭神】

岩筒雄命

赤城姫命

 

【訪問メモ】

神楽坂駅の出口を出て、一本路地を入ったところに鎮座。

ここまでは一見、普通の神社っぽいですが、この赤城神社は2010年に改修され、

 

ガラス張りのデザイナーズ神社になってました。

牛込台地の際に立っているため、後ろに青空が広がり、さながら空中神殿の様相。

 

狛犬もデザイナーズ狛犬。

 

境内には「あかぎカフェ」なるイタリアンカフェが併設されており、境内を眺めながら食事ができる。

 

ランチメニューのハンバーグのペンネ添え(¥1,000)。

イタリアンを食べている前を普通に神主さんや巫女さんが歩いているのは日本でここくらいであろう。

 

改修後の赤城神社の様相には賛否両論あるようだが、取り組みとしては非常に面白い。

 

そもそも、神社=日本古来の伝統を受け継ぎ…

のようなイメージがあるが、

その時々の思想やトレンドに応じて、新しい神様を勧請したり、社殿を再建したりしている例なんていくらでもあり、特別、目新しい試みというわけではないのではないだろうか。

 

なお、神社の由緒は 以下の通り。

鎌倉時代後期に群馬の赤城神社から勧請し、創建したとのこと。

 

2013年2月5日火曜日

東京大神宮

【ご祭神】
天照皇大神
豊受大神
 
 
【豆知識】
創建は明治13年、有楽町の大隈重信邸跡に落成した皇大神宮遙拝殿が当社の起源。
関東大震災で焼失し、飯田橋に再建したのは昭和3年。
以外と歴史は浅い。
 
最近は、神前結婚式を最初に行った神社というエピソードで恋愛のパワースポットとして有名。

 
 
 
【訪問メモ】
普通の平日に若い女の子で溢れている神社はここくらいであろう。

中年男子には敷居が高い神社である。
 
ところで、東京大神宮の御朱印帳はかわいいと評判。
「ちょう」「さくら」「うぐいす」の3種類があり、柄にもなく「ちょう」を購入。
蝶を描いた和紙が押し当てられていて、女子に人気がありそうな御朱印帳である。